民放公式テレビポータル「TVer」(ティーバー)にNHKが参加を検討しているという話がネットで話題になっています。TVerは、2015年に民放キー局5社が共同開始したネットの見逃し配信サービスで、放送された番組を1週間、無料でパソコンやスマートフォンなど見ることができます。ここにNHKが加わるとより配信番組の幅が広がり、TVerは歓迎しているとのことですが、気になってくるのがNHK受信料の問題です。
現在、TVerは民放テレビと同じように途中でCMが入ることで運営されているようですが、NHKの番組は受信料で賄われています。受信料は放送法で定められており「NHKの放送を受信できる設備を設置した者は、NHKと受信契約をしなければならない」となっています。要はテレビを所持していると、受信契約が義務となり受信料を払わなければならないということですが、パソコンやスマホでTVerからNHK番組を視聴する場合の受信料はどうなるのか、問題は山積みのようですね。